新興国通貨の種類

新興国通貨と言われるものには、いくつかの種類があります。どのようなものがあるのかを見ていくとともに、それぞれの特徴についても見ていきたいと思います。


現在、一般的に新興国通貨として挙げられるのは、ASEAN4のそれぞれの通貨(マレーシアのリンギット、タイのバーツ、フィリピンのペソ、インドネシアのルピア)と、インドのルピー、トルコのリラ、ブラジルのレアル、メキシコのペソ、南アフリカのランド等の通貨です。


新興国通貨の中で、ASEAN4の各国の通貨の価値は、1997年にアジアにおいて通貨危機が発生するまでは安定的に上昇していました。しかし通貨危機があってからは通貨は著しく下落することを避けられませんでした。経済的にも少なからず打撃を受けましたが、2008年頃の世界的な経済危機からの立ち直りは比較的早く、有力な投資先として再度注目を集めているようです。NIES・ASEAN4経済の展望 http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/research/r100301asia.pdf


インドのルピーに関しては、日本において投資ができる商品はあまり多くはないものの、投資先としては評価が良いようです。その理由は、例えば中国は一人っ子政策によって今後人口減少が始まり、経済的な懸念材料となっていますが、インドは今後も人口増加が見込まれ、これまで以上の経済成長も期待できるためと言われています。


その他の新興国通貨についても、外貨預金や投資のできる商品等はまだ充実しているとは言えませんが、経済が復調の兆しを見せている今、これらの国々についても通貨を買ったり投資をしたりすることに関心を集めているようです。


新興国通貨というものにおける定義ははっきりとはしていないものの、その種類は、インドのルピーの例に見られるように、これから経済成長が見込まれる国で使われている通貨のことを指しています。


それぞれの国によって経済状況やこれからの動きについては異なりますが、先に挙げたような国々の通貨が新興国通貨の種類として考えられます。新興国通貨の種類は、非常に多岐にわたっているようです。